地盤研究財団
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地震や豪雨などによる地盤災害の予測と防災検討

我が国は、地震や豪雨などによる大規模な自然災害を数多く経験してきました。ゆえに、生活基盤の構築において、それらの災害に備えること(防災対策)は、きわめて重要な課題です。当財団では、地震時の液状化現象や豪雨時の斜面崩壊などの地盤災害の予測や防災検討に関して、各技術部門を連携して総合的な調査を行っています。
液状化の予測
地震の揺れにより発生する液状化現象は、建物やライフライン等に甚大な被害を及ぼします。新潟地震(1964)でこの事実を経験して以来、液状化予測は地震防災の基本的な検討項目となりました。この例は、約8000本のボーリングデータを基に、兵庫県南部地震による液状化を予測したものです。
液状化噴砂地点の分布によく対応する結果が得られています。
兵庫県南部地震を想定したボーリングデータによる液状化予測
(新関西地盤-神戸および阪神間-1998)
▲兵庫県南部地震による液状化噴砂地点
(空中写真等の情報による)
地震被害想定調査
地域防災計画の策定は、想定された地震により地域社会に発生する様々な被害の予測に基づいて行われます。当財団は、兵庫県南部地震以降に直下型地震に対する防災計画の見直しが各自治体で行われた際に、大阪府などの調査を担当し、断層破壊モデルによる強震動予測法をいち早く導入して兵庫県南部地震の教訓にもとづく被害予測を行いました。
道路地震防災に関する調査
地震発生時において、道路網は緊急輸送の要として救助・救急、消火、医療、緊急生活物資の供給など、被災者の生命と生活に関わる対応を迅速かつ的確に行うための重要なライフラインです。当財団では、広域的あるいは地点の道路地震防災検討に関して、目的に応じて多面的に様々な手法を組み合わせた調査を行っています。
降雨斜面災害に関する調査
台風や梅雨による豪雨時には斜面崩壊が頻繁に発生し、人命にかかわる被害の発生も珍しくありません。この例は、兵庫県道路網の異常気象時通行規制管理に関する調査を行ったもので、広域防災の視点から、豪雨時における道路斜面災害の発生を察知するための降雨指標(管理基準)を過去10年間の被災データ等に基づいて検討した一例です。

道路斜面災害が発生した降雨の記録と降雨指標値の推移の一例
被災箇所■降雨観測所
▲1990年台風19号による兵庫県道路斜面の被災地点と24時間雨量(ピーク時)の分布 ▲過去10年間の被災データに基づく降雨指標の適合降雨強度の分布〈土壌雨量指数〉
●が大きい地点は過去の被害発生に対する的中率が高い
(兵庫県道路交通体系保持調査2000〜2001)



財団法人 地域 地盤 環境 研究所
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