地盤⼯学グループ 地盤を調べる 高精度な地盤材料試験/新しい試験設備の開発 自然にある土を利用(例えば、基礎地盤,盛土材料,植栽基盤として利用)するにあたっては、利用目的に応じてその土の状態および良否を判断することが大切です。 ・どのような土の種類であるのか? ・どのような水の含み具合であるのか? ・締まり具合はどうか? ・水はけ(排水性)、水もち(保水性)はよいか? 私たちは、お客様のご要望に応じて適切な試験方法をご提案します。ご要望の基準値(規定値)を満足しない材料については、各種の固化材・改質材添加によって目的に見合った状態にするためのコンサルティングも行っています。 地盤材料試験の高精度化に向け、最新のセンサー技術/システム制御技術を応用した室内試験装置や原地盤を想定した室内モデル実験設備の開発などにも積極的に取り組んでいます。 室内モデル実験 建築物基礎の支持力特性を求めるための室内モデル実験 高温環境下における圧密特性(圧縮性、圧密速度)への影響を調べる試験 高精度地盤材料試験 静的/動的三軸試験装置(供試体直径35mm~300mm) 地盤材料の物理・力学特性を求めるための各種室内試験をはじめとする、特殊試験や原位置試験も実施しています。オプションにより、ベンダーエレメント法によるせん断波速度測定も可能です。 原位置試験 携帯型貫入抵抗力測定装置の開発(現場での締固め密度管理への適用) 試験機開発 様々な機関より、ご要望に応じて試験機の試作やシステム開発も行っています。 <実績例> ・段階載荷による圧密試験機(自動制御型) ・定ひずみ速度載荷による圧密試験機(超低速制御対応型) ・地盤材料の三軸試験装置 ・大型一面せん断試験機 ・三主応力試験機 ・遠心用振動載荷装置 ・遠心載荷用土層および模型 ・振動台+液状化試験装置 ・ワイヤレス計測システム(開発中)