2023年10月4-7日，秋田大学にて開催された「一般社団法人 日本応用地質学会 令和５年度研究発表会」において，当財団の職員が以下の発表を行いました。

・アナログ実験による横ずれ断層で形成される副断層に関する基礎的検討（ポスター）
・地盤工学会「応用地質学と地盤工学の協働について- 地盤工学からの提言-」の委員会報告

参加者に実務者も多いことから，発表内容は非常に幅が広く，地形・地質，測量・計測，災害地質，自然由来重金属を含む環境地質，地下水など盛りだくさんでした。意見交換会では，秋田県内全ての酒造のお酒が集められたこともあり，非常に議論が盛り上がりました。

意見交換会で集められた酒造マップ（＋地質図・水質分析結果）

また，学会に先立ち若手交流会やキャリアデザインセミナー，アース・サロンが開催され，
若手交流会では，キャリアデザインセミナーでは出産・育休を通じた仕事との関わり方，大学卒業からコンサル入社・業務に従事に至るまでに考えたこと・モチベーションなど，非常に詳しく分かりやすい発表でした。応用地質学会は業務に携わる方々の出席の割合が高いような印象も受け，今後業務に携わる上で，色々と参考になる内容が多かったです。
アース・サロンでは応用地質学をより広めていくために，どんな他分野とのコラボが考えられるかグループディスカッションが行われました。食事や植物，スポーツなど活発に様々な意見が議論されていました。